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- 0303やさしさでつつむ
Story Top おいしいをつつむ
これからのモノづくりには、時代の先を捉えること、
製品の先にいる人の暮らしを想うこと、
地球環境に配慮することが大切になると考えます。
そして描いた夢をかたちにするためには
高度な技術がなによりも求められます。
フジトクはパッケージの可能性を拡げる想像力と
世界初の技術を生み出してきた創造力で、
世界へ、そして未来へと躍進します。
01 技術でつつむ
創業以来、フジトクは食品パッケージの高品質化や
新しい価値の創造に常に挑み続けてきました。
挑戦の成果としてこれまでに世界初の「水性グラビア印刷」や
世界初のデジタル・グラビア印刷機「FUJI・M・O®」、
ピロー袋を横から開封できる「スマートカット®」、
開封後も品質を保つ「ジッパーテープTZ」など数々のコア製品を開発。
業界に先駆けて次々と革新的な製品を生み出し続ける先進の技術で、
世界をリードする最先端企業を目指していきます。
世界初の
水性グラビア印刷×デジタル印刷、
ハイブリッドな最先端技術。
デジタル・グラビア印刷機「FUJI・M・O®」
印刷の版が不要でコストや納期の点で従来のグラビア印刷に優れ、小ロット多品種化という市場ニーズに適したデジタル印刷。しかしデジタル印刷には透明なプラスチックフィルムへの印刷適性が良い白色がないという課題がありました。フジトクはCMYKのデジタル印刷部に世界で初めて開発した水性グラビア印刷部を接続して白色を印刷する画期的な発想で課題をクリアし、世界初の軟包装用デジタル・グラビア印刷技術を開発しています。デジタル印刷部は環境に悪影響を及ぼす可能性のあるVOCを全く使用しないUV硬化インクのため、従来の油性グラビア印刷の95%以上VOCを削減。小ロット多品種化への対応と同時に環境性・安全性・効率性も向上しています。
02 プライドでつつむ
食品を包むパッケージは、
現在の流通システムにおいて水や電気といった
社会インフラと同様に重要な役割を果たすものであり、
また食の安全安心においても重責を担うものです。
いつでも安心しておいしく食事ができる便利で豊かな暮らしを
私たちが作るひとつひとつのパッケージが支えている。
その誇りと責任を胸に、安全安心で高品質なパッケージを
安定供給するための努力をこれからも日々積み重ねていきます。
欠かすことのできない
食品を届けるため、
安定したパッケージ供給で支えます。
食品パッケージ
食品パッケージが必要とされるのは、日常生活においてだけではありません。災害発生時、食品は欠かすことのできない救援物資になります。そこで必要となるのが食品を包み安全に届けるパッケージです。1950年に創業したフジトクは伊勢湾台風などの経験から、「災害時こそパッケージの供給を止めてはいけない」という思いを強くしてきました。東日本大震災では被災した筑波工場の仕事をすぐに瀬戸の本社工場で代行。食品を届けるためのパッケージを滞りなく供給し、責任を果たしました。食の安全安心は、パッケージの品質や技術力だけで守れるものではありません。いつでも変わらない安心を現場で働く一人ひとりの仕事への責任と誇りが支えています。
03 やさしさでつつむ
世界で初めてフジトクが開発した水性グラビア印刷技術。
いち早くVOC※を極力減らす先進技術の開発に挑んだ背景には、食品の安全性向上だけでなく、地球環境や製造に携わる社員も大切にしなくてはという思いがありました。
また次の段階としてデジタル印刷と水性グラビア印刷を融合した世界初の印刷機「FUJI・M・O®」を開発しVOC※のさらなる削減に成功。
私たちはより高いレベルでの環境への貢献を目指していきます。
※VOCとは揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds)の略称で、PM2.5や光化学スモッグを引き起こす原因物質のひとつとされています。
環境改善に貢献する
世界からも認められた
水性グラビア印刷技術。
水性グラビア印刷
水を弾く性質を持つプラスチックフィルムに水性のインキでグラビア印刷をする。不可能とも思える開発に挑み続け、実用化を果たしたフジトクの水性グラビア印刷。油性インキによる印刷には不可欠である反面、環境に悪影響を及ぼす恐れのあるVOCを極限まで削減しながらこれまで以上に美しいグラビア印刷が可能です。世界初となる技術の開発により、国内外で数々の技術賞を受賞したのみならず、製品の製造・使用・廃棄といった全ライフサイクルステージにおいての環境負荷を開示する「エコリーフ環境ラベル」に食品パッケージの第一号として登録。時代の流れを先取りした水性グラビア印刷は業界内外から注目されています。