水性グラビアの印刷フジトク

ナイロンケーシング

ナイロンケーシングとは

富士特殊紙業株式会社の30年にわたる技術と経験により開発された“非塩素系シュリンクケーシング”で、次のような特長があります。

  • 熱水収縮性を有しており、ボイル・レトルト用途に対応可能で、処理することで収縮します。
  • 非塩素系バリヤーナイロンを使用しており、酸素バリヤー性があります。
  • チューブ状のケーシングと自動充填用のフラットタイプがあり、手詰め充填から自動充填まで対応可能です。

現在、魚肉レトルトソーセージやチルドソーセージなどPVDCケーシングを使用している分野での脱PVDC化(ナイロンケーシング)への移行が進んでいます。


 

ケーシングの分類

形態及び材質構成
形態特徴 材質構造
チューブタイプ 充填先にチューブの形態で納入され、手詰めチューブ状若しくはシャーリング形状により半自動充填結紮される。 ナイロンケーシング
収縮ナイロン/PR or CPP
テープ挿入
テープ挿入タイプ
フラットタイプ タテ型充填機またはヨコ型自動充填機で、フラットフィルムをチューブ状に製袋しながら充填、結紮される。 ナイロンケーシング
PR or CPP/収縮ナイロン/PR or CPP
封筒貼り
封筒貼りタイプ

基本的ナイロンケーシングの物性
  厚み(μm) 熱水収縮率(%)
(MD/TD)
120℃×20分間
酸素透過度
(ml/m2・d・MPa)
20℃×65%RH
水蒸気透過度
(g/m2・d)
40℃×90%RH
CPP#15/
高収縮Ny#20/
CPP#15
56 16/12 50 10
CPP#15/
超高収縮Ny#15/
CPP#15
51 20/20 120 10
PVDC(比較) 40 28/22 300〜400 5〜7

エコケーシングの充填機

KP(カートリッジパック社製)
チャプメーカー写真 ヒートシールノズル写真

ナイロンケーシング用に開発した縦型充填機。
米国カートリッジパック社(以下KP社)と日本市場用に共同開発したソーセージ用縦型充填機で、ホットエアー方式によるシーリングとケッサツ充填が可能。充填スピードは最大180本/分。
サーボモーターの独立制御が可能で、任意の長さの充填が可能です。


TSA(横型充填機)
TSA写真

POLY-CLIP社製ナイロンケーシング用横型充填機。
シール方式は、ヒートシールと熱風シール方式が選択可能で、フラットフィルムをチューブ状にシーリングした後、ノズルから内容物を押し出し充填ケッサツする方式です。